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Kukai Annai
定例句会の記録は下方にあります。スクロールしてご覧下さい。

2012年5月

 
日時 5月19日(土)
午後1時受付開始 1時15分投句締切
会場 国分寺労政会館
東京都国分寺市南町3-22-10
JR中央線国分寺駅南口下車徒歩5分
電話 042-323-8511

出句 3句(当日お持ち下さい)
講評 小澤 實
会費 2,100円(学生1,100円)
 
6月以降 すべて予定です。
6月2日(土)
7月21日(土)
8月4日(土)
9月15日(土)
10月13日(土)
11月17日(土)
12月15日(土)
 
定例句会の句  
小澤實選 一部の句は添削済
4月
特選
花の中PAC3の据ゑありぬ      戸谷照子
みちのくの花見てゐるか彼方より   松林央子
花ふぶく交差点なりわたりけり    高橋美穂子
猫の子に与ふ牛乳小指につけ     生井敏夫

入選
ありあはせの夕餉アスパラガスとハム 松本孝子
猪除けの鈴鳴らしゆく桜狩      篠原佳子
蒼天に花膨れをりゆつさゆさ     高野美智子
菜の花やドーベルマンの長き舌    馬場尚美
桜咲く伸びたる枝の先の先      塙 幸子
咲き満つる桜古木や幹ねぢれ     杉野正恵
目蓋パチパチ矮鶏鳴き交はす春の昼  湯浅萬里子
○印に捺して印鑑納税期       松野篤子
迫り出して桜の下枝水漬きけり    原島千代子
チェロケース背負いて少女花仰ぐ   新島万里子
花散るや備へしパックスリーの上   葛西省子
校庭の花屑渦に巻き上がる      磯貝一沙
仕込みたる味噌切り返す花の冷    野崎海芋
掌に受けし枝先の花しめりをり    豊田惠子
もみぢ剪定コールタールを切り口に  高橋博子
烏野豌豆新芽一笊酢味噌和      吉田邦幸
入廷の所持品検査花の冷え      岸トミ子
園丁の押す猫車子ねこ入れ      松林央子
海老天の倒立盛や春灯        宮崎玲子
わが頭上帰る花鶏の通過中      櫟 博子
泡立てて磨くシンクや花の冷     野口桐花
花の昼面売面を被りをり
古着屋の古着着て売る花の下     石田秀子
老桜や幹に伐採予告札        大和寿美子
雪解野を電車一両山へ向ふ
蕨留山縄張る外の蕨とり       山科たけ
金目鯛甘辛煮つけ骨しやぶる     前田地子
種物を薬包みに分けあへり      早崎直子
犬の四肢かかへ洗ふや蘆若葉     高村チカ子
子雀や砂の色して砂浴ぶる      眞瀬雪延
川波へ雪崩打つたる桜かな      藤田基夫
ぶだう剪定樹液滴る切口より     片岡昌子
筆太き移民旅券や菜種梅雨      大竹安子
人形の素足真白し花衣        村嶋正浩
よく振つてしまふちんぽこ花大根   宮田應孝
コップ酒に落花一片呑み干せる    桐生真地
神田川花びら「く」の字帯なせる   石崎鬼門
少年一同腕立て伏せや囀れる     福原桂子
永き日や引越の荷の時計鳴る     堀江嘉子
音高く蕎麦すすりたり穴子天     水田晴子
豆腐屋のおから山盛りあたたかし   山浦幸子
花屑も雨も吹かれ来傘の中      長谷川照子
老い犬のふかき眠りや花の昼     高橋美穂子
段ボールにもらふ仔犬や桃の花    服部鶫美
紙風船毒掃丸のにほひ濃き      余村光世
手を組みて祈りの真似や入園児    森美代子
遅き日や鞄小脇に立呑屋       東徳門百合子
鶏が鶏突付いてゐたる遅日かな    渡邉のぶお
ぱららんとメール受信や春の昼    天野正子
砂の上を流るる砂や春愁       押野 裕
さくら咲く池に先端つく枝も     原 拓也
四方よりさくら池の面狭めたる
笹団子よもぎ摘む婆笹は爺      結城あき
舟分ける花筏又合ひ寄れる      高見恵子
屋台に買ふコップ酒にも飛花入り来
酒二合せいろ一枚花の雨       望月とし江
哄笑にひとの歯皓き桜かな      池田瑠那
花の樹の虚むらさきの邪鬼棲むか
体重で押すトロッコや雁帰る     瀬川耕月
解剖の医師の敬語や花冷ゆる     聖成美智子
がつんぐぐ遂に岩魚を釣上げぬ    赤羽康弘
花の下高校生ら輪唱す        嶋田恵一
皇后の生家跡地や目木の花      河辺柚里
献血車雨の中なり花屑付け      相子智恵
恋猫の片腹の泥白く乾き
セィフティコーン春一番にみな倒れ  林 雅樹
たらの芽の枝ごと届く育てよと    森下秋露
落花あり写真撮影待つ膝に      川又憲次郎
抱へたるチェロに合羽や花の宴    児玉史湖

予選
花の寺男法被に葵の紋        古関敏子
老幹の桜満開池の辺に        山崎芳子
蛙咥へ鴉屋根の上極楽寺       豊澤泰子
傘寿はやだまつて過ぎし豆の花    小泉和子
母手織地絹の袷百年経        竹村翠苑
藩校の片番所脇桜咲く        寺島 麦
ポニー種に乗りをる子供花の昼    細野里五郎
トロフィーに指紋あまたや風光る   岡本春水
塗れたる国土悉皆梅真白       風間博明
花屑浮く製薬鉢や極楽寺       池田慶子
花の下夫婦して子のむつき替ふ    石橋志野
籠蹴つて張り付く鮑大きかり     村井正子
防寒服の中ちらほらと春コート    菱田嘉春
パプリカの中は空つぽ花の雨     加賀雪絵
春服に風のふくらみ残りたる     今村 豊
もの言はぬ浅蜊ゴメンと煮え立たせ  谷澤紀男
江ノ電線路越えてごみ出すうららけし 宮下晴吾
花冷や輪ゴムにあくる瓶の蓋     新井 寛
興福寺と大書の傘や花見せる     高橋和志
花筵八田木枯笑ひをり        野澤 雄
つばくろの通ひ路狭め護岸かな    大塚禎三


花くづの片寄せられてにはたづみ   小澤 實
池に雨粒つばくらめ低く飛ぶ
カザルスの無伴奏チェロたけのこ剥く

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